シリーズガイド|紹介営業
紹介営業のはじめ方 完全ガイド
紹介営業は、自分の知っている人と、良い商品・サービスをつないで、その成果の一部を報酬として受け取る働き方です。飛び込みもテレアポもしません。武器になるのは、これまでに積み上げてきた人とのつながりと信頼だけです。
このページは、紹介営業をこれから始める人・仕組みを知りたい人のための「教科書の目次」です。各テーマの詳しい解説記事はこのページに順次追加していきます。
紹介営業の全体像
紹介営業には、立場の違う3人が登場します。
| 立場 | 役割 | 得るもの |
|---|---|---|
| 商材を持つ企業 | 商品・サービスを提供する | 新しい顧客 |
| 紹介者(あなた) | 知人・取引先に商材を紹介する | 紹介報酬 |
| 紹介される顧客 | 商材の説明を受け、必要なら契約する | 信頼できる筋からの情報 |
大切なのは、3人全員が得をする形でしか長続きしないということです。報酬ほしさに合わない商材を紹介すれば、いちばん大切な「あなたと知人の信頼」が失われます。ここが紹介営業のいちばんの掟です。
企業・紹介者・顧客の三者全員が得をする形が長続きの条件
これから学べること
1. 仕組みとお金の話
- 紹介報酬の種類——単発報酬と継続報酬(レベニューシェア)の違い
- 報酬の相場観と、金額の決まり方
- 顧客が解約したとき報酬はどうなるか(クローバック)
- 副業で受け取る場合の税金の基本
2. 始め方と実務
- 商材の選び方——「自分が本当に人にすすめられるか」が最初の基準
- 代理店・紹介パートナー募集の探し方と、危ない募集の見分け方
- 紹介の切り出し方——売り込みにならない伝え方
- 断られたとき・紹介を断りたいときの作法
3. 契約と身を守る知識
- 紹介手数料の契約書で必ず確認する項目
- 報酬が支払われないトラブルを防ぐ方法
- やってはいけない紹介——法律・資格が関わる分野
お金の仕組み→始め方→身を守る知識の順で学ぶ
用語でつまずいたら
紹介営業の話には独特の言葉が出てきます。分からない言葉が出てきたら、このページの下にある用語の一覧から引いてください。募集要項や契約書がぐっと読みやすくなります。たとえば口コミ紹介や二段階紹介といった言葉は、個別の記事で詳しく解説しています。
このシリーズの記事
あわせて引きたい用語
辞典をすべて見る →- 紹介営業 既存の顧客や知人から新しい見込み客を紹介してもらう営業手法。信頼を経由するため成約に近く、商談時・成約後・成果が出たときに依頼すると効果的です。
- クローバック 支払い済みの報酬を、一定の条件(顧客の早期解約など)が起きたときに返還・相殺する取り決め。紹介報酬や代理店手数料の契約でよく使われる。
- 弱いつながりの強さ 米国の社会学者マーク・グラノヴェッターが1973年に提唱した理論。家族や親友のような「強いつながり」より、知り合いの知り合いのような「弱いつながり」の方が、新しい情報や機会をもたらしやすいという考え方で、紹介営業では疎遠な知人を軽視しない発想につながる。
- 紹介依頼のタイミング 顧客に紹介をお願いするのに最も適した瞬間を指す言葉。契約時・納品時・利用開始後1〜3ヶ月など、顧客の満足度が最も高まっている心理的な状態を指し、関係性が十分に築けていることも前提になる。
- 二段階紹介 依頼タイミング・対価発生タイミング・特典設計など、近い概念をもとに編集部が使われ方を整理した言葉。用語自体の一次資料や用例は確認できておらず、統一された定義はない。
- 紹介キャンペーン 既存の利用者が友人・知人を紹介し、紹介者に謝礼が渡される販促の仕組み。景品表示法・個人情報保護法上、限定条件や個人情報の取り扱いに注意が必要。