用語辞典
クローバック くろーばっく
かんたんに言うと支払い済みの報酬を、一定の条件(顧客の早期解約など)が起きたときに返還・相殺する取り決め。紹介報酬や代理店手数料の契約でよく使われる。
クローバック(clawback)は、いったん支払った報酬を、あとから一定の条件で取り戻す(返還・相殺する)取り決めのことです。「巻き戻し条項」と呼ばれることもあります。
なぜ存在するのか
紹介報酬や代理店手数料は「成約」を基準に支払われることが多い一方、商材側の売上は顧客が使い続けて初めて立ちます。成約直後に顧客が解約すると、報酬だけ払って売上が残らない状態になるため、そのズレを調整する仕組みとしてクローバックが使われます。
よくある形
- 成約から◯ヶ月以内に顧客が解約した場合、報酬の全部または一部を返還する
- 返還の代わりに、次回以降の報酬から相殺する
- 顧客都合でない解約(商材側の不備など)は対象外とする
契約前に確認すべきこと
紹介する側・される側のどちらの立場でも、次の3点を契約書で確認してください。
- 対象期間——成約から何ヶ月以内の解約が対象か
- 返還の範囲——全額か、経過期間に応じた按分か
- 相殺の方法——現金返還か、将来の報酬との相殺か
クローバック条項自体は不当なものではなく、むしろ双方が長く続く顧客だけを大切にするための仕組みです。ただし対象期間が極端に長い契約はパートナー側の負担が大きいため、署名前に必ず期間を確認してください。
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